2011年度  新大阪歯科衛生士専門学校

行動変容を維持するために有効な支援とは


2011_sdhc

抄録

目的

 人が健康の維持増進のために行動変容し、それが定着するまで関わっていくことは、歯科衛生士にとってやりがいのある業務である。しかし、歯科衛生士学校での卒業研究において口腔衛生指導を実施したところ、対象者の行動変容を成功させることは、正しい知識や技術の指導だけでは容易ではないということを実感した。そこで、行動変容をモデルで表した Rosenstoch や Becker らによる健康信念モデルをもとに、口腔衛生指導を実施したそれぞれの事例から行動変容の妨げになる要因として、「行動のマイナス面」や対象者の環境因子を明らかにし、これらが健康行動の妨げにならないよう軽減するには、どのように支援すればよいのか検討したので報告する。