抄録
はじめに
就労等を通して社会参加を実現する障害者が増えてきている近年、障害者と接する機会は職業を問わず増えてくることが予測される。現に、教職課程の学生たちは、施設実習を行っていた。
私たちは、福祉以外の業種を目指す学生も、学生の内に障害について学ぶ機会や福祉現場と関わる機会が必要なのではないかと考えた。
そこで、将来ソーシャルワーカーを目指す私たちが、他分野の学生と障害者を『つなぐ』(関わり合う機会をコーディネートする)ことで、施設や利用者と学生のお互いが学び合うきっかけ作りができるのではないかと考えた。