抄録
要 約
人には様々なタイプ・特性があり、社会生活や学校生活で行う作業において個人のタイプや特性が影響していることは否めない。では、この個人の特性に着目してグループを作成し、作業を行っていくことで、作業への自信や意欲の低下などの問題に対応できる作業効率の高いグループというものが構築できるのではないかと考えた。対象者は、大阪医療技術学園専門学校の学生797名とし、エニアグラムによって個人の特性をタイプに分け、その結果を元に組んだグループに対し作業(塗り絵)を行った。結果は、ブレンド型の作業出来高が他グループに比べ10~20%高く、また、常に50%以上の作業出来高が見込めるという結果が得られた。