抄録
1.はじめに
救命救急で施される心肺機能蘇生の胸骨圧迫では,5~6cm の圧迫深度とともに 1 分間に 100 回前後の押込みとリコイルを伴う手技が必須とされている。
特に,体型が細身で小柄な女性の場合には、胸骨圧迫の手技では真上から上肢を押し込む場合よりも前傾姿勢を取ることにより真上から押す場合と同等の効果が期待され、これにより胸骨圧迫のエネルギー(仕事)を獲得していると考えられる 1,2)。
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1.はじめに
救命救急で施される心肺機能蘇生の胸骨圧迫では,5~6cm の圧迫深度とともに 1 分間に 100 回前後の押込みとリコイルを伴う手技が必須とされている。
特に,体型が細身で小柄な女性の場合には、胸骨圧迫の手技では真上から上肢を押し込む場合よりも前傾姿勢を取ることにより真上から押す場合と同等の効果が期待され、これにより胸骨圧迫のエネルギー(仕事)を獲得していると考えられる 1,2)。