抄録
1.はじめに
近年の高齢化に伴い、入院時・在宅医療に関わらず、形態や物性を調整した嚥下調整食への必要性は高まっている。こうした状況から、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会による「嚥下調整食分類」は2021年度版へと刷新された。本研究は、前年度研究の結果を踏まえ、混ぜ方、溶媒温度を統一し、放置時間の基準を調査するとともに、生活場面における水以外の食品の物性、とりわけ粘度について調査した。
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1.はじめに
近年の高齢化に伴い、入院時・在宅医療に関わらず、形態や物性を調整した嚥下調整食への必要性は高まっている。こうした状況から、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会による「嚥下調整食分類」は2021年度版へと刷新された。本研究は、前年度研究の結果を踏まえ、混ぜ方、溶媒温度を統一し、放置時間の基準を調査するとともに、生活場面における水以外の食品の物性、とりわけ粘度について調査した。