2014年度  京都医健専門学校

アスレティックトレーナーの認知度


2014_kyotoiken

抄録

【要旨】

 アスレティックトレーナー(以下AT)は、役割を遂行するにあたり、競技者を取り巻く人々や競技者が所属するチームや会社や病院など多くの関係者と接しながら業務を実施していくことになる。日本におけるAT有資格者は、高校全国レベルの競技者に対して大きく貢献していると言われている。そこで京都府下にある高等学校でのトレーナーの認知度や現状を把握したいと思いアンケート調査を行った。認知度としては32%と少なく、トレーナーがいないチームも86%と多かった。ATを認知していなくてトレーナーがいないチームの認知度向上へ向けて印象を残すことが認知度向上に有効なことだと感じた。つながりを作り、求められている能力を発揮することができれば、トレーナーと言う職業を知ってもらえると共に必要とされ活動できる幅が広がると考えた。

【Keywords】アスレティックトレーナー(AT)、認知度、求められている人材