2014年度  北海道エコ・動物自然専門学校

恵庭公園でのカラスの繁殖行動


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抄録

1.はじめに

 日本でもっともよく目にし、人と近しい環境に住むカラスは主にハシブトガラスとハシボソガラスの2種類である。

 ハシブトガラスは都市部でも生息・繁殖を行っており、より人と近く、ニュース等でゴミや威嚇行動が問題視されている。1)2)3) もともとハシブトガラスは森林に生息しており、日本の経済成長と共に増えていったビル群等にも適応できた為と言われている。1)3)4)

 よりよいカラスと人の共存を目指すことを目的とし、講義で訪れた恵庭公園で発見したハシブトガラスの巣を対象とし、威嚇行動が盛んになると言われている繁殖期の行動を明らかにする。4)

 また、日本ではカラスの生態などについて研究が多く実施されているが、恵庭公園での繁殖行動について詳しく調査されている事例は見つからなかった。

発表資料


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