要旨

本研究は，大阪府で開催されている市民マラソン大会に出場している一般市民ランナーの競技成績を把握し，運動習慣確保への啓発や運動の楽しさを伝えるとともに，新たなフィードバック法を検討し競技者の意識の向上への素地作りを目的とした．その結果，今後は，ランニングに対し，客観的な視点から指導を実施することのできるランニングアドバイザーを大会に設置し，個人にあった評価と指導をフィードバックすることの出来る環境を整える事の必要性がある．

Keywords：一般市民マラソン大会，運動強度，運動習慣，タイム向上