2015年度  北海道エコ・動物自然専門学校

柏木川第二遊水地の土壌動物からみる自然の豊かさ


2015_hec

抄録

【1.はじめに】

遊水地は洪水時の河川の流水を一時的に氾濫させ、流量を調整するために作られた治水施設である。¹⁾一般的に湿地帯の環境を有し、多種多様な動植物が生息している。²⁾人からみると、植物が生え、生き物がいると豊かに思える。しかし、あくまでも遊水地は人間の手が加えられている環境であり、豊かかは、その土地に長年すみ着いている生き物にしかわからない。

そこで本調査では、指標生物である土壌動物を調査することにより、人間からの影響を強く受けている環境(遊水地)と、人間からの影響をあまり受けていない環境(森林部)における、自然の豊かさを明らかにすることを目的とする。