抄録
臨床現場で非常に関心の高いテーマに取り組み、多種多様な実験に対して積極的に取り組んだ。CAD/CAM冠の保険適用とその範囲の拡大が見込まれるため、ますます重要になると考えられる。その為、今後の取り組みが非常に期待できる。また、チームの役割分担も良く、成果を上げた。(日本歯科技工学会 第37回学術大会 ポスター発表 優秀発表賞受賞作品)
<緒言>
CAD/CAM用レジンブロックが小臼歯部に保険適応となり臨床応用されている.CAD/CAMで切削加工したハイブリッドクラウンに用いられるセメントは主に接着性レジンセメントが推奨されている.
本研究ではCAD/CAM用レジンブロックと歯科合着用グラスポリアルケノエート系レジンセメントの接着性について検討した.比較対照としてCR系歯科接着性レジンセメントを用いた.