2016年度  福岡医健・スポーツ専門学校

子どもを事故から守るプロジェクト
~家庭内ヒヤリハット集の制作~


2016_fukuokaiken

抄録

1.はじめに

厚生労働省の人口動態調査によると、1年間に発生した不慮の事故死は、約4万人。そのうち、子ども(14歳以下)の家庭内事故による死亡者数は交通事故によるものよりも上回っており、子どもの一大死亡原因となっている。特に子どもの事故については、1件の重大事故の影に膨大な事故の兆候=「ヒヤリハット」が存在すると考えられる為、この小さな「ヒヤリハット」を見逃さず対策を行なうことが重要である。

そこで、保育園から依頼を受け、保護者支援の一つとして、家庭の中が親子ともに安心して過ごせる空間となるように事故を未然に防ぐためのヒヤリハット集を制作・導入する課題を頂いた

2.目的

1)家庭内事故の調査をする。

2)家庭内における事故のヒヤリハット集を制作・導入する。