2019年度  京都医健専門学校

WEB GYM
~コンテンツ利用満足度UPに向けた企画・考察~

抄録

緒言<背景・目的>

(株)東急スポーツオアシス様が配信している“WEBGYM”というアプリで「12歳~20歳の利用者数が少なく対象世代が興味を持つようなコンテンツを考える」という企業課題を頂いた。ダウンロード数と利用率を上げるための方法の企画・構案を行う。このプロジェクトへの取り組みとしてコンテンツの企画・構案を通じて私たちの「企画する力」「プレゼンテーションをする力」を養い、一人の指導者として社会に出た際に突出して活躍できる人材となるために取り組んだ。

方法及び結果

アンケートは対象世代である17歳~20歳(622名)とWEBアンケート45名(Googleフォーム)を使って実施。これらの結果を踏まえ、運動のきっかけや興味を持ってもらえるような動画コンテンツを考案する。コンテンツは3つ作成。①オリンピックの名場面を使い、ストレッチや筋力トレーニング②1日のルーティンの日常動作で誰でも簡単に行えるエクササイズ動画を作成。③運動量のある「ヲタ芸」の要素を使用した有酸素運動。結果、インパクトがある③ではなく②の動画が良いという答えが多かった。人気の理由として「簡単」「続けられる」「誰でもできる」などの意見があり対象者たちが求めているものは、“簡単”で“誰でも続けられる”ものだと分かった。それらの事から今後は現場で働く指導者として若者の運動不足に伴う体力低下にもアプローチし運動をするきっかけ作りをしていきたい。