抄録
はじめに
1.「生活様式の変化によって屋外で遊ぶ子どもが減少している」という調査結果が文部科学省から発表されている。
2.さらに幼少期の自然体験が、他人の幸せを喜べるなどの「共生感」や協調性などの「人間関係能力」の育成につながるという調査報告が国立青少年教育振興機構よりされている。
3.以上のことから身近な自然に対する興味を刺激する機会を提供する必要がある。
研究概要
身近な自然の1つである「生き物」に着目し、生き物を題材にしたプログラムをNPO法人NAC様との産学共同プロジェクトとして開催する。
そのために月ごとに採集可能な生物(主に昆虫)の調査を行い、毎月行われる年間事業「森のがっこういきものみっけ隊」へのスタッフ参加をし、調査結果とスタッフ参加の経験を基にプログラムの開発・実践を行う。