抄録
【目的】
症例は60歳代、女性、右利き。1年前に転移性脳腫瘍と診断され、右前頭葉と左頭頂葉に対し開頭腫瘍除去術を施行した。
右手の不使用が目立ち、ゲルストマン症候群(手指失認、左右障害、失算、失書)の4徴を呈していた。
病前は着物の着付け教室を経営しており、復職を希望していたが、手指失認、左右障害の影響で自身の着衣も難しい状況であった。
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【目的】
症例は60歳代、女性、右利き。1年前に転移性脳腫瘍と診断され、右前頭葉と左頭頂葉に対し開頭腫瘍除去術を施行した。
右手の不使用が目立ち、ゲルストマン症候群(手指失認、左右障害、失算、失書)の4徴を呈していた。
病前は着物の着付け教室を経営しており、復職を希望していたが、手指失認、左右障害の影響で自身の着衣も難しい状況であった。