抄録
【目的】
夜間近視に代表されるように環境により屈折が変化するが、日常生活においても環境の変化により差が生じるかの検証を行い、差が生じる場合最高視力と最良視力が一致するかの検証を行なった。偏光レンズ装用時と非装用時にて視力値に差があるか検討する。
【対象と方法】
対象は、現在治療中の眼疾患のない34例、19歳から32歳の男女、偏光レンズによる視力値の変化のみを対象とした。
方法は、両眼開放の状態で日常生活視力を遠見で測定し、次に東海光学の偏光レンズ6種類をそれぞれ装用し視力検査を行うことで最高視力の比較を行う。検査直後最良視力の検討のため装用感に対するアンケートを実施し、その結果を比較・検討した。