2008年度  東京医薬専門学校

廃棄系バイオマスを用いた機能性材料の開発
3. バイオセラミックスの機能化変換と植物バイオマスからの基幹化合物の抽出(2)


2008_tcm_3_2

抄録

4. 結果及ぴ考察

4.1 バイオセラミックスの機能化変換

4.1.1 全リン、リン酸の測定結果

 モリブデン青法を用いて、市販アパタイト、合成アパタイト1、2、発泡スラグのリン吸着能を測定した。Fig.27 にリンの吸着挙動の経時変化を、Table 2 にリンの最大吸着能の測定結果を示す。

 リン酸測定では、市販アパタイト、合成アパタイト1、合成アパタイト2、発泡スラグの順に高い吸着能が得られた。全リン測定でも同様の傾向が得られた。

これらの反応を 915 h で終了させ、リン酸、全リン、ともに、市販アパタイト以外では、リンの吸着が認められ、発砲スラグの吸着能が最も高いことが分かった。また、吸着前後の溶液中の pH に、あまり大きな変化は見られなかった。