2012年度  大阪保健福祉専門学校

福祉を学ぶ学生の職業選択における意識調査
~日・米・フィンランド3カ国の比較調査を通して日本の学生の特徴~


2012_ochw

抄録

要約

 日本の福祉学生の福祉職選択に関連する要因とその学生の特徴を明らかにすることを目的とし、仮説として仮説1「日本の福祉学生は他の2カ国の福祉学生と比較して、福祉職選択において主体性に欠ける」仮説2「人と接することを好み、奉仕性を有す、の価値観は3カ国とも同様に高い」として調査することとした。結果、仮説1は肯定され、日本の福祉選択学生は自らの意思で進路を選んだという人の割合が少ないこと。また、仮説2の「人と接することを好み、奉仕性を有する、の価値観は3カ国とも同様に高い」は否定された等、日本の福祉学生の特徴は、主体性が比較的低い人の割合が多く、専門性を身につけることを重視する一方で、対人対応を好むか、奉仕性を持っているかについては、それを問わないと思っている人の割合も多いことがわかった。

キーワード:離職率・福祉職選択・アメリカ・フィンランド